2019.11.21
採用面接していて思うこと③
社会人としての成長・キャリアップは、所属する企業の大きさや仕事の内容も基本的に関係ありません。高い目標にチャレンジしつづけることでしか得ることができません。ということは、チャレンジする環境を提供してくれる企業であるかどうかが、キャリアップを意識した場合、就職する企業の選択基準にすべきです。キャリアップに関心がなく、安定した日々変わらない仕事がやりたいのであれば、保守的で大きな企業を選択すればいいと思います。ただ、その安定がいつまで続くのか誰も保証してくれません。
アメリカでは、スタンフォードやMITの優秀な学生が、最初に選択するのが起業間もないスタートアップ企業です。彼らにとって、GAFAもレガシーな企業として選択から外れます。なぜ、そのような優秀な学生が社員数100名にも満たない企業をファーストキャリアとして選択するのか!? それは、スタートアップ企業では、最初から大きな権限を与えられ難易度の高いジョブに責任を持たされ一気に成長できることを彼らは知っているからです。大きなチャレンジができる環境を提供してくれるのがシリコンバレーのスタートアップ企業というわけです。彼らは寝食を忘れてそのビジネスに没頭していくことで、大きな組織に就職した若者よりも数段早くキャリアの階段を駆け上がります。