2019.11.15
採用面接をしていて思うこと①
当社が本格的に新卒採用に力を入れたのは、今年に入ってから。
それまでは、中途を中心に採用活動をしていました。
数年前とは随分状況が異なることなど気づきも多くあります。
そんな中、新卒や第二新卒の若者と話していると、
採用基準(伊賀康代著)のコラムの一節がいつも心をよぎります。
【保守的な大企業で劣化する人】
・・・・略・・・・ 採用マネージャーとして応募者に会っていると、「この人が新卒の時に受けに来ていたら内定が出せたかもしれないけれど、中途採用として受けにきている今のタイミングでは、採用は難しい」と感じることもよくありました。
特に深刻な問題は、学生の頃には自由かつ大胆に思考できていた人が、保守的な大企業で最初の職業訓練を受け、仕事のスピードや成果へのこだわり、ヒエラルキーにとらわれずに自己主張をすることや、柔軟にゼロから思考する姿勢を失ってしまう場合があることです。
社会人として最初の訓練を受ける場所の影響は絶大で、一定の行動様式をすり込まれてしまうと、後から矯正することは容易ではありません。しかもひとつしか職場を知らない本人は、問題意識さえもっておらず、面接において自分が「立派な社会人」ではなく、「極めて保守的な組織の構成員」に見えていることにも気がつきません。 ・・・・・略・・・・・